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知事が県民の皆さんのもとに出向き、訪問する市町村の特色を踏まえてテーマを設定し、施設の見学や、地元で活躍されている幅広い世代の皆さんと意見交換を行う 「知事といきいきトーク」。
今年度第1回目は「住民が主役!対話によるまちづくり」をテーマに、大刀洗町で実施しました。
センターは、地域のイベントやコミュニティ活動等の場として住民に広く利用されています。センターに設置された資源回収ステーション「MEGURU STATION」では、資源回収をきっかけとした住民同士の交流を深める活動が広がっています。
最初に、中山哲志町長から町の取り組みについて説明を受けました。
(写真)大刀洗町の取組説明の様子
(右手前から)柴田晃次教育長、中山哲志町長、重松俊一副町長
(左手前から)横尾政則県議会議員代理横尾秘書、知事、井上忠敏県議会議員代理栗田秘書
その後、宗貞貴洋センター長から説明を受けながら、子どもが空き缶を持参すると数に応じて駄菓子がもらえる「子ども駄菓子屋」と、家庭ごみを14種類の資源に分別して回収する「MEGURU STATION」を見学しました。
(写真)施設を見学する様子
大正2(1913)年に完成したレンガ造りの双塔の聖堂で、平成27年に国の重要文化財に指定されています。現在、耐震化等のため大規模改修中です。民間団体において、施設の保存活動や歴史的価値を伝える活動が行われています。
知事は、今村天主堂信徒会久次桂二会長とNOWプロジェクト平田ゆかり代表から取組の説明を受けながら、施設を見学しました。
(写真)説明を受ける様子
妊婦期から子育て期まで切れ目のない子育て支援施設として令和6年5月に開設しました。親子で遊び、相談もできる子育て支援センター 「ちゃお」や、悩みを抱えた子ども達が気軽に通うことがきる「こども自立サポートセンター ドリーム」などを備えています。
知事は、早川正一こども課長から施設の説明を受けながら、子ども支援センター「ちゃお」を見学しました。
(写真)説明を受ける様子
(写真)施設を利用する親子と交流
(写真)子どもたちと一緒に
施設を見学した後、中央公民館に移動し、様々な分野でまちづくりに取り組んでいる皆さんから、日頃の活動などについて話を聴き、意見を交わしました。
知事は、「本日は色々な気付きを与えていただきました。皆さんから聞かせていただいた話を大切にして、今後の県政に生かしていきたいと思います」と述べました。
【意見交換参加者】
土山美穂さん (大刀洗町住民協議会 OG)
町では住民一人ひとりが町の施策や課題を「自分ごと」として考え、議論する住民協議会を開催。令和3年度の委員として、「ごみを減らすために、わたしにできること」をテーマに、町に答申を行った。自身は腸活サロンを経営。
安丸麻花さん (たちあらい広報モデル)
町に移住し、4児の母親として子育てに奮闘中。「子育て支援センター ちゃお」を利用する中で感じた町の子育てのしやすさを、たちあらい応援大使の一人として周囲に伝えている。また、町を盛り上げたい想いから、町の魅力を発信する広報モデルに家族で登録。
井上宰継さん (株式会社みいの寿 代表取締役社長)
大正11(1922)年に創業した酒蔵の4代目蔵元杜氏。「科学とセンスと情熱」を信念に、地元の米を使用した高品質な酒造りに取り組む。全国新酒品評会では、9割5分という入賞率を誇る。
花等順子さん(大刀洗グリーンツーリズム協議会 会長)
山も海も宿もない大刀洗町にある、豊かな自然や歴史を堪能してもらうため、農泊の運営を行う。農業体験や多彩なアクティビティを通じて、子ども達に町の魅力に触れてもらう「こどもファームステイ」などを企画。
宗貞貴洋さん (菊池校区センター センター長)
地域住民の新たな居場所づくりのため、校区センターにおいて「菊池校区センター開放Day」や「子ども駄菓子屋」など、次々と新たな取組を企画。
ファシリテーター 村田まみ地域振興課長
(写真左から)土山美穂さん、安丸麻花さん、井上宰継さん
(写真左から)花等順子さん、宗貞貴洋さん、村田まみ地域振興課長
(写真)意見交換会の様子
(写真)参加者の皆さんと大刀洗の「T」で